キャリア(出走回数)と回収率の関係

今回はキャリア(出走回数)と回収率の関係について見てみたいと思います。

あるレースにキャリア2戦目の馬とキャリア5戦目の馬が出走していた場合、馬券的にはそのどちらに期待が持てるでしょうか。

出走回数が少なくてフレッシュな馬の方が良いのか、それとも多くのレースを使って経験豊かな馬の方が期待値が高いのか、あるいはそこに因果関係はないのか。

ひとまず単純に過去の出走回数で集計したところ、以下の通りとなりました。

(2012年9月~2017年8月の障害を除く全レース 単勝2~8番人気のみ)

キャリア0はいわゆる初出走馬です。

31戦以上の馬は少ないので1つにまとめました。

縦長のデータで見にくくなってしまいましたが、以下私が気になった点を挙げます。

キャリア1戦馬は回収率が低い

キャリア1戦馬、すなわち今回が2走目となる馬は、単勝複勝とも回収率が71%程度と低いのが目立ちます。

勝率そのものが低いですから、過剰に人気しているというわけではなく、本当にキャリア1戦馬は勝ちにくいということになります。

私はこの理由について、新馬戦で勝てなかった馬が未勝利戦に回る影響が大きいと考えており、すでに何戦かを経験している馬と2戦目の馬ではさすがに経験馬の方に軍配が上がるのでないかと推測しています。

 

キャリア5~8戦馬は回収率が高い

キャリア5~8戦馬まではいずれも単勝回収率が85%を超えていますが、このようにある一定の範囲で固まりになって回収率が高いようなデータは信頼できると考えています。

隣接するデータが同じような傾向を示すのであれば、説得力を増しますので。

 

逆に言えば、例えばキャリア22戦馬の単勝回収率も85%超えていますが、こちらは信頼できないケースだと捉えています。

前後のキャリア21戦、23戦のデータを見ると、ともに単勝回収率は70%台前半と沈んでおり、キャリア22戦馬だけ成績が良い理由が見つかりません。

サンプル数が1,000件を超えているとついデータとして信頼してしまいたくなりますが、それだけでは危険ということですね。

 

キャリア5~8戦馬の成績が良い理由は、上のキャリア1戦馬の成績が悪い理由とは反対で、ある程度経験を積むごとに勝つ可能性が高くなるためだと考えています。

 

さて、今回は全体を眺めて以下のことがわかりました。

  • キャリア1戦馬は回収率が低い
  • キャリア5~8戦馬は回収率か高い

次回はもう少し細かく見てみたいと思います。

【次の記事】

馬齢別にキャリア(出走回数)ごとの成績を見てみる 2・3歳編

2017.09.26

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tainosuke

競馬歴20年のたいのすけです。 逃げ馬の研究をきっかけにここ数年は「競馬で勝つ」ことを追求し、分析と実践を繰り返しています。 徐々に成績は向上してきていますが、目標とする「完全自動投票でお金が勝手に増えていく」という状態にはまだ達していません。 なるべく多くの情報を発信して、それを受け取った方々から反対に情報をいただく、というのが現在のスタイルです。 ぜひ情報交換していきましょう!