2018/11/4(日)、京都競馬場ではJBCシリーズ3レース(JBCスプリント、JBCクラシック、JBCレディスクラシック)が開催されます。
毎年競馬場は持ち回りで開催されてきたこのレースですが、今年初めて中央競馬の競馬場で開催されるということで、全馬の評価点を公表したいと思います。
ちなみに先週の天皇賞(秋)では評価点が0点以上の馬が6頭で他は全頭マイナスという状況でしたが、この6頭が1着~6着を占めるという奇跡的な結果でした。
ここまでうまくハマることはないにしても、評価点が高い馬の方が信頼できるという傾向は見えていますので、今週以降もご参考にしていただければと思います!
目次
JBCシリーズの全馬評価点
JBCスプリント
まずは、JBCスプリントの全馬評価点です。
こちらはほとんどの馬がマイナス評価となりました。
「適性」の中の馬齢によるマイナス評価が多いのですが、この結果を信頼するのであれば狙える馬はプラス評価のナックビーナス、マテラスカイ、モーニンの3頭だけ。
シンプルですね。笑
JBCクラシック
続いてJBCクラシックの全馬評価点です。
こちらもマイナス評価の馬が多数で、0点以上の馬は5頭です。
ただ、狙うのであれば評価点の高いサンライズソア、ケイティブレイブの2頭が中心になると思います。
JBCレディスクラシック
最後にJBCレディスクラシックの全馬評価点です。
このレースは0点以上の馬が多いですね。
こうなると狙いは評価点が高い方からということになりますが、カワキタエンカがプラス8点とぶっちぎりなので、この馬中心で良いと思います。
あとは3点のラビットラン、ファッショニスタ、2点のプリンシアコメータ、アンジュデジールまでを相手中心になるかなと。
なお、各評価項目では以下のような内容を評価しています。
<各項目の説明>
馬王Zの予想タイム指数など各ソフトの指数値の評価。
テンの速さ、出遅れ率など位置取りに関する評価。
枠番、馬番などもここに含む。
着順、人気、上がりタイムなど、近走の内容に関する評価。
クラス変動、芝・ダート変更、距離増減、乗り替わりなど前走からの変化に対する評価。
体型、歩幅など馬体に関する内容についての評価。
馬体重もここに含む。
騎手、調教師、馬主など、人についての評価。
距離適性、馬場適性などそのレースへの適性に関する評価。
馬齢、性別などもここに分類。
調教内容や仕上がり具合など調教についての評価。
輸送に関する評価もここに分類。
前走からの間隔や前回休養後出走回数など、レースへの臨戦過程についての評価。
キャリア(総出走回数)もここに分類。
種牡馬など血統に関する評価。
評価点ごとの成績
では、さきほどの評価点がどれくらい使える数値なのかということですが、評価合計点ごとのシミュレーション結果は以下の通りとなっています。
(データ期間:2013年10月~2018年9月、現在の得点付けルールで評価を行った場合の成績を試算)
このように様々な項目でプラスが加算されて合計値が大きくなった馬は回収率が高く、逆にマイナス評価の項目が多い馬は回収率が低くなっています。
評価点の判断をする際にはこの表を参考にして下さい。
(ただし、あくまでもこの表は「現在の得点付けルールで過去のデータを集計した試算値」であることにはご注意下さい。)
次に「今年のG1上位馬と得点」についての参考表です。
赤がプラス2点以上、緑が-2点以下の評価点です。
評価点をブログで公開し始めたのはNHKマイルC以降となりますが、それ以前についても手元で計算していたものを掲載しております(グレーの部分)。
例えば「1、2着馬は、マイナス2点以下の馬よりもプラス2点以上の馬の方が多い」「3着馬については低得点の馬でも普通に食い込んできている」など、JBCシリーズの評価表を見る上での参考にして下さい。
以上JBCの全馬評価点でした。
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