私は春の天皇賞以降、G1レースの各馬の評価点を公表しています。
この評価点は私が各馬の「期待回収率」を計算する際に使用している約60項目についての得点を単純合計したものです。
数値が大きいほど高回収率が期待できる数字となっていますので、ぜひご参考にしてみて下さい。
と言いつつ、先週のヴィクトリアマイルではマイナス1点のジュールポレールに勝たれてしまい、最高得点のアエロリットは馬券に絡めませんでした。
参考にしていただいた方は申し訳ありません。
が、回収率は数多くのレースに投資をすることで徐々に収束していくものです。
項目や計算式の見直しは随時行っていきますので、引き続き長期目線で参考にしていただければ嬉しいです。
さて、2018年オークスの評価点は以下の通りとなりました。
性別から距離増減までの10項目は、すでにこのブログで記事として取り上げた項目です。
詳細は各カテゴリ記事を参照してください(まだ10項目しか公開していないため、その他の割合が多くなっている点はご容赦ください)。
上位と下位の差は結構開きましたね。
トップがリリーノーブルとラッキーライラックの7点で、ビリがカンタービレとサトノワルキューレのマイナス5点です。
アーモンドアイも4点とそれなりに高得点になってしまい、人気上位2頭は切りにくい得点となってしまいました。
ただ、サトノワルキューレの評価がかなり低く出てくれたのは予想の上で大きいかもしれませんね。
項目を見ると得点上位2頭は内枠の影響が大きいですね。
なお、ここでの内枠のプラス評価点は別にオークスに特化したものではなく、長距離芝レース全般の特性として評価したものです。
私自身は「過去10年のオークスの枠別成績」などはデータ数が少なすぎて意味があるとは考えていませんので、そのようなデータが必要であれば別サイトを参照してください。
(他の項目も同様です)
合計点ごとの過去回収率をシミュレーションした結果は以下の通りとなっています。
(計測対象期間:2013年5月~2018年4月)
将来の回収率は当然この通りになるとは限りませんが、私自身はここまで傾向が出ていればそれなりに使える数字だと考えていますので、ご参考にしてみて下さい。
以上、オークスの全馬評価点でした。
なお、私は上記の評価項目を元に全レース全馬の期待回収率を計算してレジまぐで配信しています(障害を除く)。
もし今回の評価点に興味を抱いてくれたのであれば、ぜひ一度リンク先をご覧になってください。
※削除されたみたいなので再度コメントします
>将来の回収率は当然この通りになるとは限りませんが、私自身はここまで傾向が出ていればそれなりに使える数字だと考えています
そもそもこの回収率は交差検証を行った上での数値なのでしょうか。
もし仮に学習データから抽出した数値をそのまま表にしているだけなら、この数値の優劣は評価できないと考えるのが統計学的な考えになります。
私が見る限り、過剰適合の傾向が出ているように感じますがね。
前回の不毛なやりとりから「この人とはもう関わりたくない」と思ってスパム登録したのに、まさか問い合わせフォームから連絡してくるとは…。
ということでコメントを探して内容確認しました。せっかく確認したので最後に回答しておきます。
各項目の評価点を決める際には交差検証を行っていますが、この記事の表はその評価点の合計点別に過去データを集計しただけのものです。
特に統計学的にどうこうしようとしたというより、読者から希望があったから合計点での過去の成績を調べてみたのが経緯です。
私としては十分に参考になる表だと考えていますが、もしこの結果を見て優劣が評価できないと考えるならば参考にしないで下さい。
ついでに問い合わせフォームからの質問にも回答いたします。
>都合の悪いコメントは削除ですか
>随分と器の小さいお方ですね
先述の通り、コメントの内容ではなく投稿者にてスパム判定しています。
器に関しては、あなたのコメントを読んでいて不快に感じしまうくらいですから、おっしゃる通り小さいかもしれません。
>ろくに検証もしてないデータを自信満々で公開して罪悪感を感じませんか?
読者からの要望を踏まえて載せているデータですから、罪悪感は全く感じません。何より自分自身が正しいと信じてこの考え方を元に期待回収率を算出して馬券を購入していますので。
そして世の中に統計学的な検証をせずにデータだけ載せている人は数多くいますが、彼らが罪悪感を感じているとも思えませんし、私もそういう人を見ても悪いとは思いません。
使えないと思ったら読み捨てればよいだけですから。
ということで考え方も性格も合わないようですから、どうかこのブログの記事など読まずに統計学的に参考になるブログを探してください。
返信もこれを限りとさせていただきます。