2020/2/14 最新データに更新し、記事内容を微修正しました
人気馬と穴馬の回収率はどちらが高いと思いますか?
今日は競馬データの基本とも言える単勝人気と回収率の関係についてのお話です。
さっそくデータを見てみたいと思いますが、2015年2月10日~2020年2月9日の単勝人気別の成績は以下の通りとなっています。
1番人気の勝率は30%強で複勝率は65%弱といった情報はよく言われる話なので目にしたことがあるかもしれません。
ただ、今回注目してほしいのは回収率です。
単勝、複勝とも13番人気以降の回収率が著しく悪いのがおかわりになると思います。
13番人気以降は人気が1つ落ちるにしたがって回収率も著しくなっていますよね。
つまり、13番人気以降となるような著しい人気薄を買うことは、それだけでハンデを背負っていることになりますので、まずはそこをご認識下さい。
「そんな人気薄馬の単勝なんて買わないよ」というようなセリフも聞こえてきそうですが、これは何も単勝馬券に限りません。
複勝回収率も同様に13番人気以降は悪化していきますので、馬連、ワイド、3連複の相手馬としてもふさわしくはないということになります。
「軸が当たってヒモが来ないと悔しいから、馬連は総流しする」というような安直な判断は負けに直結すると考えて下さい。
もちろんきちんとデータ等の裏付けがあって「それでもこの馬は狙う」というならアリですが、回収率を10%以上も上げるのは容易ではないとお考え下さい。
次回はこの単勝人気順成績をもとに「データ分析の対象にすへき馬」について考えてみたいと思います。
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