【2019年フェブラリーS】全馬の評価点公開!今年最初のG1はこの2頭でOK!?

2019年2月17日は今年初のG1、フェブラリーSが開催されます。

メルマガ読者へのアンケート結果では、G1の全馬評価点の公表を続けてほしいとの声が多かったため、今年も続けたいと思います。

昨年の結果

この「全馬評価点」は、全出走馬の馬券的妙味を得点化したものですが、まず昨年のG1について上位馬の評価点を載せておきます。

評価点をこのブログで公開し始めたのはNHKマイルC以降となりますが、それ以前についても手元で計算していたものを掲載しております(グレーの部分)。

表をご覧いただくと、昨年は1着よりも2着に高得点馬が多かったことがおわかりいただけると思います。

この結果だけ見ると「高評価点馬の馬単2着付け」などが有効な戦略になりそうですが、もともと評価点の計算は単勝回収率を元に行っているため、1着ではなく2着が多いというのは正直なところ不本意ですし理由もよくわかっていません。

今年もこの傾向が続くようであれば、理由や戦略について詳しく検証してみたいと思います。

いずれにせよ、表からは低得点馬よりも高得点馬が多いのがご確認いただけると思いますので、「高得点馬を軸にする」あるいは「低得点馬をヒモから外す」など馬券購入の参考にしてもらえればと思います。

2019年フェブラリーSの全馬評価点

続いて、2019年フェブラリーSについての全馬評価点を見てみましょう。

フェブラリーSにの各馬の評価点は以下の通りとなりました。

<各項目の説明>

【指数】
馬王Zの予想タイム指数など各ソフトの指数値の評価。
【位置】
テンの速さ、出遅れ率など位置取りに関する評価。
枠番、馬番などもここに含む。
【近走】
着順、人気、上がりタイムなど、近走の内容に関する評価。
【変化】
クラス変動、芝・ダート変更、距離増減、乗り替わりなど前走からの変化に対する評価。
【馬体】
体型、歩幅など馬体に関する内容についての評価。
馬体重もここに含む。
【人】
騎手、調教師、馬主など、人についての評価。
【適性】
距離適性、馬場適性などそのレースへの適性に関する評価。
【調教】
調教内容や仕上がり具合など調教についての評価。
輸送に関する評価もここに分類。
【臨戦】
前走からの間隔や前回休養後出走回数など、レースへの臨戦過程についての評価。
キャリア(総出走回数)もここに分類。
【血統】
種牡馬など血統に関する評価。

フェブラリーSの合計評価点は、インティがトップで4点、オメガパフュームが2番手で3点となっています。

インティはスピード指数系でプラスをまとめて獲得し、一方オメガパフュームは幅広い項目でプラス評価を得ています。

そしてこの2頭しか合計点がプラスの馬がいませんので、馬券を買うのであればこの2頭を推奨します。

「馬券を買うのであれば」と書いたのは、4点や3点といった評価点ではやや心もとない数字だからです(後述の評価点こどの回収率を参照)。

あるいは上記項目の中であなたの予想に利用していないファクターがあれば、それを補完するものとして各項目の点数を参考にしていただくのも良いと思います。

 

なお、このレースに限らず「個別項目の評価点をどうやって計算しているのか」については、ブログ内の各項目の分析記事をご覧ください。

まだ全項目のうちの一部しか公開していませんが、公開済みの記事だけでも知識として頭に入れておけば予想力が大きく向上すると思います

手始めに、当ブログ人気記事である以下の記事からご覧いただければと思います。

前走着順と回収率の関係

2017年12月20日

合計評価点ごとの成績

では、上記の評価点がどれくらい使える数値なのかということですが、合計評価点ごとのシミュレーション結果は以下の通りとなっています。
(データ期間:2015年2月~2019年1月、現在の得点付けルールで評価を行った場合の成績を試算)

見ての通り、概ね合計点が大きくなるほど回収率が高く、合計点が低くなるほど回収率も低くなっています。
(8点、9点などは回収率100%を割りますが、個別の点ではなく傾向として感じてもらえればと思います)

さきほどの評価点をご活用いただく際には、この表を参考にして下さい。

なお、あくまでもこの表は「現在の得点付けルールで過去のデータを集計した試算値」であり、過去データを過剰評価している可能性があることにはご注意下さい。

 

以上、2019年フェブラリーSの全馬評価点でした。

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競馬歴20年のたいのすけです。 逃げ馬の研究をきっかけにここ数年は「競馬で勝つ」ことを追求し、分析と実践を繰り返しています。 徐々に成績は向上してきていますが、目標とする「完全自動投票でお金が勝手に増えていく」という状態にはまだ達していません。 なるべく多くの情報を発信して、それを受け取った方々から反対に情報をいただく、というのが現在のスタイルです。 ぜひ情報交換していきましょう!