先週のこのコーナーで評価点トップだったキセキは、2着となりました。
アーモンドアイが勝ったために普通のファンにとっては旨みがない馬券でしたが、そこに厚く張れた人はかなりオイシイ思いができたのではないかと思います。
おめでとうございます。
今週のチャンピオンズCも全馬の評価点を公表いたしますので、ぜひご参考にして下さい。
2018年チャンピオンズCの全馬評価点
さっそくチャンピオンズCの全馬評価点を見てみましょう。
<各項目の説明>
馬王Zの予想タイム指数など各ソフトの指数値の評価。
テンの速さ、出遅れ率など位置取りに関する評価。
枠番、馬番などもここに含む。
着順、人気、上がりタイムなど、近走の内容に関する評価。
クラス変動、芝・ダート変更、距離増減、乗り替わりなど前走からの変化に対する評価。
体型、歩幅など馬体に関する内容についての評価。
馬体重もここに含む。
騎手、調教師、馬主など、人についての評価。
距離適性、馬場適性などそのレースへの適性に関する評価。
調教内容や仕上がり具合など調教についての評価。
輸送に関する評価もここに分類。
前走からの間隔や前回休養後出走回数など、レースへの臨戦過程についての評価。
キャリア(総出走回数)もここに分類。
種牡馬など血統に関する評価。
サンライズソアがプラス8点で断トツの評価です。
「各ソフトの指数」や「位置取り」「近走」などの項目でプラス点を大きく獲得し、一方で他項目では大きな減点も見当たらないため、このような評価となっています。
評価点2位のアンジュデジールがプラス2点とサンライズソアとは大きく離れていますので、軸としてはサンライズソア一択で良いでしょう(もちろんこの評価点を信じるのであればですが)。
もっとも、評価点がプラスの馬はこの2頭にケイティブレイブを加えた3頭のみとなっていますので、低評価の1番人気ルヴァンスレーヴを切れればこの3頭を広めに拾っても馬券的妙味は十分だと思います。
評価点ごとの成績
では、上記の評価点がどれくらい使える数値なのかということですが、評価合計点ごとのシミュレーション結果は以下の通りとなっています。
(データ期間:2013年10月~2018年9月、現在の得点付けルールで評価を行った場合の成績を試算)
このように様々な項目でプラスが加算されて合計値が大きくなった馬は回収率が高く、逆にマイナス評価の項目が多い馬は回収率が低くなっています。
評価点の判断をする際にはこの表を参考にして下さい。
(ただし、あくまでもこの表は「現在の得点付けルールで過去のデータを集計した試算値」であることにはご注意下さい。)
次に「今年のG1上位着順馬の評価点」について参考までに表を載せておきます。
赤がプラス2点以上、緑が-2点以下の評価点です。
評価点をブログで公開し始めたのはNHKマイルC以降となりますが、それ以前についても手元で計算していたものを掲載しております(グレーの部分)。
例えば「1、2着馬は、マイナス2点以下の馬よりもプラス2点以上の馬の方が多い」「3着馬については低得点の馬でも普通に食い込んできている」など、チャンピオンズCの評価表を見る上での参考にして下さい。
なお、1着馬よりも2着馬に評価点が高い馬が多くいるようにも見えますが、基本的に評価点は単勝回収率をベースに分析していますので、「高得点馬の2着付け」などの戦略を取ることはおススメしません。
以上、チャンピオンズCの全馬評価点でした。
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