「本当に儲かる競馬予想なら人に教えずに一人で稼いでいれば良い」とは必ずしも言えない理由

よく「本当に儲かる競馬予想なら人に教えずに一人で稼いでいれば良い」という言葉を目にすることがあります。

その裏には「だから本当に儲かる予想なんて人に教えるはずはない」という意味が込められているわけですね。

しかし、私は必ずしもそうとは限らないと考えています。

今回は実際に予想を公開・販売している立場の人間として、この言葉に対する意見を述べてみたいと思います。

自分の買い目がオッズに大きな影響を与えない限り予想を販売した方が儲かる

まず、冒頭の「競馬予想で本当に儲かるなら人に教えずに一人で稼いでいれば良い」」という主張についてですが、自分の馬券購入でオッズを大きく動かしてしまうような人についてはその通りだと思います。

自分の買い目のみですらオッズに影響を与えてしまうのであれば、わざわざそれを他人に教えてしまってはさらに自身が馬券を買う上では不利なオッズになってしまいます。

そこまでの資金力があるならば黙って一人で稼いでいた方が得でしょう。

 

しかし、実際に個人の競馬ファンが研究を重ねて回収率120%の予想法を確立したような場合には、軍資金はほとんどない状態から馬券投資のスタートになると思います

世の中のサラリーマンの収入から考えても、だいたい10万円~100万円の資金から運用開始という方がほとんどなのではないでしょうか。

 

運用資金が100万円未満であれば、自分の買い目がオッズに与える影響はほとんど気にする必要はないと思います

その一方で、回収率120%の予想であれば、その買い目を購入したいと思う競馬ファンはたくさんいます

もちろん実績を積み重ねたり宣伝したりといった、自分の存在を知ってもらうための工夫は必要だと思いますが、本当に稼げる買い目なら販売すれば月に10万くらいならほどなく稼げるようになるでしょう。

競馬資金が10万円~100万円しかない状況で、毎月10万円の予想販売収入が安定的に入ってくるというのは、私の経験から考えてもかなり大きいものです。

これくらいの資金のうちは馬券で稼げる額は限られてきますから、むしろ予想販売で儲ける方が合理的だと思います。

資金が増えてきたら、どちらが得かは状況による

馬券での運用が軌道に乗り始めると、徐々に予想販売による売上が自分の収支に与える影響というのは小さくなっていきます

そして私の経験上、1日の馬券の損益額が月間の予想販売額よりも大きくなった段階で、予想販売のメリットよりもデメリットの方が気になるようになります。

馬券収支と違って予想販売は確実に自分の収益にプラス寄与するというメリットがありますが、一方で自分一人で運用している時と比べて多大なプレッシャーがかかりますし、読者が増えるにつれ問い合わせ対応にかなければならない時間も増えていきます。

正直「割に合わない」と思うことが増えてるくるわけです。
(それでも私のメルマガ読者には否定的なコメントをしてくる人がほとんどいないので助かっていますが、否定的なコメントに追われる配信者はさらに大変だと思います)

 

また自分の買い目がオッズへ与える影響も気になり始めます

例えば売上が少ない平場レースでは単勝馬券に100万円も投入すればオッズは明らかに下がってしまいますが、これは自分一人で100万円を投資しない場合でも自分の予想購入者が同じ買い目を購入してしまえば到達しうる数字です。

たいのすけ
例えば予想購入者が200人いてその人たちが同じ買い目に一人5000円を投じたら、100万円分の馬券を購入したのと同じことになります。

こうなると予想配信はマイナスの側面が目立ってくるのです。

では「読者への対応負荷」と「オッズへの影響」をどちらも軽減しつつ、馬券と予想どちらでも収益を上げるにはどうすれば良いかというと、これは「値上げをして読者数を絞る」というのがベストの解答だと考えています。

読者数を減らすことで問い合わせ等の対応負荷は減りますし、また同じ買い目の人を減らしてオッズへの影響を避けられます。

さらに値上げによってこれまでと同等の収益を確保するというのが理想的だと思います。

あるいはオッズへの影響だけを考えるのであれば、予想配信レースを売り上げの多い重賞レースに絞るなどといった対応が考えられるかもしれません。

いずれにせよこの段階でも馬券収支と予想収支の両立は可能だと考えています。

 

つまり冒頭の「競馬予想で本当に儲かるなら人に教えずに一人で稼いでいれば良い」という意見に対しては、「必ずしもそうとは言い切れない」「馬券と予想販売の両方で稼げば良い」というのが私の回答になります。

ただ、いずれ順調に資金が増えて自分一人の馬券購入だけでもがオッズに大きな影響を与えるようになった場合には、誰にも教えずに一人で稼いでいた方が良いということになると思います。

かなり切実な税金の問題

もう1つ、予想販売で稼ぐ方が良い理由として税金の問題を挙げておきます。

多くの予想家のスタイルを見る限り、そのまま馬券を買って利益を出したとしても「一時所得」と見なされてしまう可能性が高いと思います。

つまり「ハズレ馬券が費用としてみなされない」買い方ですね。

一時期話題になった馬券裁判では馬券収益が「雑所得」としてみなされてハズレ馬券は経費として認められましたが、今後も同じように雑所得として扱ってもらうにはかなり厳しい条件をクリアしなければなりません

以下は「雑所得」に認められるケースについての国税庁のHPからの抜粋です。

具体的には、馬券を自動的に購入するソフトウエアを使用して定めた独自の条件設定と計算式に基づき、又は予想の確度の高低と予想が的中した際の配当率の大小の組合せにより定めた購入パターンに従って、偶然性の影響を減殺するために、年間を通じてほぼ全てのレースで馬券を購入するなど、年間を通じての収支で利益が得られるように工夫しながら多数の馬券を購入し続けることにより、年間を通じての収支で多額の利益を上げ、これらの事実により、回収率が馬券の当該購入行為の期間総体として100%を超えるように馬券を購入し続けてきたことが客観的に明らかな場合は、雑所得に該当すると考えます。

個人的にポイントとなるのは「年間のレース数」「多額の利益」といったところだと思います。

一日数レースしか投票しないのでは恐らく認められないでしょうし、収支がマイナスとなった年があったせいで裁判で負けた例もあります(こちらの資料の2ページ目の判決)。

さすがにハズレ馬券が経費にならないのでは「税金の払い負け」という予想家がほぼすべてだと思いますので、そうなると馬券ではなく予想販売という選択肢が有力になるわけです。

私個人としては馬券裁判の例にならってソフトを使って機械的に投資しているので「雑所得」の申告で問題ないと考えていますが、一般論として税金の問題を考えると、馬券を買うよりも他人に予想を販売した方が儲かる可能性は高いと思っています。

批判の対象となるのは有料予想が多いようですが

個人的に気になっているのは「本当に儲かる競馬予想なら人に教えずに一人で稼いでいれば良い」という言葉が、多くの場合「有料予想」に向けられている点です。

つまり「儲かる予想なら人に売って金を稼ぐ必要はない。つまりどうせ本当は儲からない予想なんだろう。」というような懐疑・批判的な意味が込められていることが多いと感じるわけです。

 

しかし、「儲かるなら人に教えずに自分で稼いでいればよい」というのは無料予想でも同じことです。

むしろ無料予想の方が誰でも入手しやすいため、人に教えることの不利益は有料予想よりもはるかに大きいと言えます。

つまり有料予想に対してこの観点で批判をするのであれば、無料予想など論外ということになります。

しかし無料予想に対しては「本当に儲かるなら人に教えるはずがない」というような批判をあまり見かけないのです。

 

これは恐らく有料予想に対する批判は「詐欺的な予想家が多すぎる」ことが背景にあるのだろうと思います。

「儲かる予想なんて人に教えるわけないのだから、高額なインチキ予想に騙されるなよ」という警告の意味合いが強いのかもしれません。

 

もちろん詐欺的な予想を売って稼ぐなどというのは論外ですが、本当に価値があると思って自身の予想を公開するのであれば堂々とお金を取るべきだと思います。

優秀な予想があって、それをお金を払ってまでほしいと言う人がいるのであれば、それは立派な商売です。

「競馬ファンは仲間だからお金を取りたくない」などと綺麗ごとを言っている場合ではありません。

もともと馬券を買っている時点で、他の競馬ファンとお金を奪いあっているのですから。

 

以上最後は少し脱線しましたが、「競馬予想で本当に儲かるなら人に教えずに一人で稼いでいれば良い」という意見に対して、一部同意しつつも「必ずしもそうではない」ということをお伝えさせていただきました。

 

さて、これまで私はレジまぐにて比較的安い価格でメルマガを配信してきましたが、ありがたいことに読者もがかなり増えてきました。

ただそれにつれて問い合わせやご要望への対応負荷が高くなり、また読者からはオッズへの影響を懸念する声もいただくようになってきました。

一方で運用資金も増え、一ヶ月のメルマガ収入をはるかに超える馬券投資を1日で行うようになりました。

よって今後は記事中で述べたような「値上げして読者数を絞る」あるいは「重賞のみに絞って予想を提供する」というような対応を行おうかと考えています。

そしてなるべく早く馬券収支で生活できるくらい稼ぎたいのですが、それはもう少しだけ先の話となりそうです。


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8 件のコメント

    • コメントありがとうございます。
      馬券成績向上に貢献できて何よりです。

      今後については検討させていただきます。

  • お疲れ様です。
    メルマガ読者の一人です。
    毎週楽しみにしていた配信が終了してしまうのはとても残念です。
    出来れば販売価格をあげて再配信をお願いします。
    私はたいのすけさんの事を『日本のベンター』と呼んでいます。

    • コメントありがとうございます。
      毎週楽しみにしていただけたということで、配信者冥利に尽きます。
      値上げ再販の選択肢も含め、じっくり検討したいと思います。

  • 今まで全馬指数として、配信いただきありがとうございます。
    TARGETに外部指数化して使っておりました。

    この値段で、これだけのクオリティが高い物は他にはありませんでした、

    正直な所、全馬指数が無くなると、どうしようかなぁと思っております。

    ですので、記事中にあるように値上げして配信を続けてほしいところです。

    ご検討いただければ、幸いです。

    • コメントありがとうございます。
      TARGETに取り込んで使用されていた方は多いようですね。
      自分でもクオリティには自信がありましたが、読者にそう言っていただけるのは本当に嬉しいです。
      値上げ再販も含め、少し時間を取って色々と考えてみたいと思います。

  • 突然の廃刊メールにビックリしております。

    料金を値上げしてでも今後も全レース配信してくれることを切に願います。

    正直、問い合わせ、要望などに答える必要はあまりないと思います。
    これだけの指数を公開してくれているのですからそれ以上の事をする必要はないと思います。

    今後も指数を活用したいので来年も配信してくれることを願っています。
    宜しくお願いします。

    • コメントありがとうございます。
      有料販売をしている以上、質問や要望に応えるのは義務だと思っています。

      来年の配信もご希望と言うのはありがたいことですが、
      来年についてどうするかは時間をかけて検討したいと思います。

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    tainosuke

    競馬歴20年のたいのすけです。 逃げ馬の研究をきっかけにここ数年は「競馬で勝つ」ことを追求し、分析と実践を繰り返しています。 徐々に成績は向上してきていますが、目標とする「完全自動投票でお金が勝手に増えていく」という状態にはまだ達していません。 なるべく多くの情報を発信して、それを受け取った方々から反対に情報をいただく、というのが現在のスタイルです。 ぜひ情報交換していきましょう!