短期決戦の戦略を考えてみる②(R channel杯の戦い方)

以前に短期決戦の戦略を考えた上で「コイコイリーグ」に挑んだところ、偶然の要素も大きいながら優勝してしまいました。

短期決戦の戦略を考えてみる(コイコイリーグ参加にあたって)

2020年2月2日

このコイコイリーグの優勝特典として、今度は「第3回 R channel杯」に参加させていただくことになりましたので、これに向けて戦略を考えたいと思います。

第3回 R channel杯の概要

第3回R channel杯の概要およびルールはこちらになります。

要点のみ抜粋します。

  • 参加者20名、トーナメント形式で対戦
  • 土曜日3レース、日曜日3レースの計6レースが対象(1回戦のみ3日間開催なので金曜日も)
  • 対象レースはすべて自分で選択できる
  • 各レースの投資資金は1万円で、6Rの合計払戻金額が多い方が勝ち
  • 土曜日が終わった時点で途中経過が公表される

トーナメント表を見てもらっても分かる通り、あの馬券裁判の卍氏をはじめ、競馬予想界隈(?)では有名な人たちの顔ぶれがズラリ。

この参加者の中に自分の名前が載っているだけでも光栄に感じるほどのメンバーです。

ただ、変に臆せずに胸を借りる気持ちでやれるだけのことはやってみたいと思います。

基本戦略

初日は無難に入る

前回のコイコイリーグで学んだことは、「最終日まで勝利を狙える位置につけておけば、最終日に逆転を狙える」ということです。

特に1対1の戦いであればなおさらです。

もし最終日までに相手に負けていても、その差が小さければ逆転できる買い目を狙えますし、反対に相手に的中がほとんどない状態であれば無理をせずに的中率重視の作戦を採れます。

これが最終日前に大差がついていると、最終日でかなり無理をしなければならなくなり、逆転は現実的ではなくなります。

よって初日は的中率重視の無難な入り方をしたいと思います。

なるべく本来の実力を出す

前回のコイコイリーグとの違いは、リーグ戦ではなく1対1のトーナメント戦だということです。

コイコイリーグで優勝を狙うには高い回収率が必要でしたが、今回は1人1人の相手に勝っていくことが求められるため、無理に高い回収率を狙わずに本来の実力を出せるような戦略を採りたいと思います。

もし自分が回収率120%の成績を出しても勝てないのであればそこは素直に相手を称えるしかありません。

それよりも不要に高い回収率を狙って的中が1つもないような事態は避けたいと思います。
(この種の大会で最も自滅の可能性が高いのはこのパターンではないかと推測します)

では、本来の実力を出すにはどうすれば良いかですが、それは前回も書いた通り「的中率をできるだけ高める」ということです。

例えば「オッズ2.4倍を50%の確率で的中させる戦略」と「オッズ1.2倍を100%の確率で的中させる戦略」は、どちらも回収率120%ですが、後者の方が早く120%に収束するかは容易にわかると思います。

つまり同じ回収率であれば的中率は高ければ高いほど収束が早くなります。

それでは「的中率50%で回収率120%の戦略」と「的中率100%で回収率110%の戦略」のように回収率も異なる場合にはどちらを選べばよいでしょうか。

これは期間の長い大会であれば前者も選択しうると思いますが、短期決戦であれば収束を優先して後者を選ぶ方がベターだと考えます。
(そもそも実際の馬券ではこのような選択すら必要なく両方買えば良いのですが)

高的中率を狙う

以上の2点より、少なくとも初日は的中率重視でいきたいと思います。

とはいえ期待値が低い馬券まで買うわけではなく、あくまでも100%以上の回収率を狙います。

具体的には自分で計算している期待回収率がある程度高く、かつオッズが低い馬を選んでいきます。

券種は単勝を中心に据え、最終的な払い戻しが2万円程度になるように他の券種・買い目で埋めていく感じになると思います。

合成オッズ2倍なら期待回収率100%でも的中率は50%となり、初日3レースとも外す確率は0.5×0.5×0.5=12.5%まで小さくなりますので。
(実際には単勝が当たればもれなく複勝も当たるたるなど券種間の的中が独立していないので、もっと確率は上がりますが)

詳しくは当日の期待回収率やオッズを見て判断します。

また大会が始まれば戦略が変わるかもしれませんが、大会の状況とともに追記していきたいと思います。

 

大会開始後追記

1回戦 (vs たけぴっぴさん)

初日

私の高い初日の買い目は以下の通りでした。

どの買い目が的中しても約2万円が払い戻されるように資金配分していました。

そして、このうち阪神10Rのワイド9-11と、阪神9Rの単勝1が的中したのですが、払い戻しはそれぞれ12,400円と13,500円。

買い目を決めた時よりも(というか締切5分前よりも)オッズが大きく下がってしまい、どちらも想定よりも大幅に少ない金額での払い戻しとなりました。

ここまでのオッズ下落は想定外でしたが、初日の成績としてはほぼ目論見通り。

初日3レースを終えて25,900円の資金獲得ということは回収率86%なので、目標であった回収率100%~120%から大きく離れているわけではありません。

 

しかし、相手のたけぴっぴさんが想定をはるかに上回るスタートを切ってきました。

https://twitter.com/Rchannel11/status/1240911449922236416

なんと、102,000円の獲得!

この時点ですでに3日間の回収率100%超えを確定しています(全部で9レース×資金1万円なので)。

 

いきなり苦しい展開になりましたが、明日以降はこれを逆転する予想を考えなければなりません。

まぁ、この展開は前回のコイコイリーグでも似たような感じだったので、今回も同じように対策を練ってみます。

 

まずは目標金額。

たけぴっびさんの収支は仮置きするしかありませんが、残り2日間回収率100%で来るとして、その際の獲得資金は6万円上乗せして162,000円。

よって、現時点ではあと2日間でこの金額を超えること、つまり136,100円(=162,000円-25,900円)の払い戻しの獲得を狙います。

 

1つの作戦として「残り6レースのどこかで13.6倍以上の馬券をゲットする」ということが考えられますが、たけぴっぴさんの2日目の動向も見たいので今回はこれはやめます。

相手が想定を下回る回収率だとしたら過度に高すぎる目標を置くと勝つ可能性を低くしてしまいますからね。

よって今回は「まずは明日半分の68,000円を狙い、そのあとのことは明日の結果を見てから考える」という作戦にしたいと思います。

明日3レースで68,000円を狙うこと自体が高めのハードルなので、結果的に最終日に大穴馬券を狙うことになるかもしれませんが…。

以上より2日目は、期待回収率が高い馬からオッズが7倍程度の馬券を狙います

2日目

2日目はこう買いました。

オッズ低下を見越して75,000以上の払い戻しになるように買い指定しています。

 

そして結果は阪神7Rと中山8Rが的中!!

正直1つの的中すら難しいと思っていたところ、2レース的中は完全なポジティブサプライズです。

払い戻しは阪神7Rが55,670円、中山8Rが73,000円と、阪神7Rのオッズの下がり方が大きかったですが、もともと2レースも当たることは想定していなかったので万々歳です。

2日目が終わった時点で途中経過は以下のようになりました。

https://twitter.com/Rchannel11/status/1241267812082962432

たけぴっぴさんが2日目を的中0で終わってくれたため、逆転リードとなりました。

なお、この途中経過だけ見た人は「スゴイ、たいのすけって何者?」と思うのかもしれませんが笑、これは初日のたけぴっぴさんの成績があったからこそです。

たけぴっぴさんが普通のスタートをしていれば、私もこんなに高いオッズを狙っていないのでもっと低い金額の争いになっているはずです。

対戦相手と初日の収支によってその対決の最終収支も大きく変わると思うので、結果だけを見て安易に「この人凄い!」と思わないよう気を付ける必要がありそうですね。笑

 

さて、3日目の戦略ですが、まさかリードして迎えるとは思わなかったので、0から考え直しです…。

まず、相手のたけぴっぴさんはこの第3回R channel杯の予選を1位で通過しており、その予選は驚異的な成績でした。

https://twitter.com/Rchannel11/status/1221655345237348352

実は私もこのR channel杯の予選に参加していたのですが、当時は戦略など何も考えずに適当に単勝1頭を選んで参加していたため、当然のごとく惨敗。
(戦い方をまじめに考え始めたのはコイコイリーグからです)

その際にこの予選上位者の成績は見ていたのですが、中でも「たけぴっぴさんの回収率374%(投資額は24000円)は凄いな」と感心していました。

まさかその相手とこうして戦うことになるとは思っていませんでしたが、そう意味で一昨日の10万円的中も決してラッキーだけによるものではないことは承知しています。

当たり前ですが破壊力のある一撃を狙ってくるでしょうし、その実力も備えていると思います。

 

とはいえ、こちらもそれに応じて高い買い目を狙っていては無的中のリスクが高くなってしまうので愚行です。

5万円以上リードというのは圧倒的有利な状況には違いないので、ここは少しでも金額に上乗せしておくのが正解だと考えます

こちらが仮にあと1万円でも上乗せしておけば、たけぴっぴさんは単日回収率200%以上を稼ぐ必要がありますが、さすがにこれを狙ってできる確率の方が少ないですからね。

もちろん過去の実績からはこれを超えてくる可能性も十分ありますが、それは仕方ないと割り切り、自分は少しでも収支を上乗せできるような戦略を採りたいと思います。

 

ただ、さすがに期待値が明らかに100%に満たないような買い方はやめておきます。

例えば、「枠連全通り」とか買えば収支を確実に上乗せはできますが(単勝は5点まで、複勝は2点までの縛りあり)、せっかくの熱戦に水を差す気がしますし、それをやってもし僅差で負けた場合にはショックが大き過ぎそうですからね。

コイコイリーグの優勝者として出場している以上、変なところで名を汚したくないですし。

とはいえ、やはり的中率は限りなく高くしたいので、初日よりさらに的中率重視で払い戻しが1万5千円になるような買い目を検討したいと思っています。

3レース中2レースの的中で回収率100%となり、このあたりが現実的かなと(3戦3勝は無理な気がする)。

詳しくは当日になってから期待回収率を計算した上で考えます。

3日目

3日目の買い目はこちらです。

左2つは15,000円の払い戻しを狙った買い目で、中山12Rのみ23,000円の払い戻しを狙っています。

なぜ中山12Rだけ少し高い払い戻しを狙ったかというと、左の2つのレースが外れたことを確認してから買い目を決めたからです。

最後のレースだけ的中したとしても15,000円の上乗せだけではかなり不安なので、少し高めの倍率を狙うよう切り替えたのです。
(事前公開レース以外は発走前までに買い目を送ればOK)

また、この時には相手のたけぴっぴさんの公開レースが外れたことも確認しています。
(馬単の1着3着というかなり際どい馬券でヒヤヒヤしましたが)

もしたけぴっひさん的中なら方針転換して最後に逆転の買い目を狙う必要がありますからね。

 

ただ、そんな調整もむなしく中山12Rはサトノテラスが故障で競走中止というまさかのアクシデント。

結局3日目はすべて外れてしまい、相手の結果待ちという状況になりました。

そして運命の結果です。

https://twitter.com/Rchannel11/status/1241633625340137472

2人とも無的中に終わり、何とか1回戦を勝利することができました。

勝因は2日目の2的中がほぼすべて。

逃げ切る際の馬券の買い方が大きな課題ですね。

 

それにしても、いやー、手ごわい相手でした。

正直1回戦終わっただけでヘトヘトです。

が、次の対戦相手のreipiyoさんは前回のR channel杯で4位という実績の持ち主で、今回も3番人気に推されている方です。

引き続き手強い相手ですが、正直誰が相手でも手強いので、自分なりの全力を尽くして戦いたいと思います。

初日の戦略は1回戦と同じように入る予定です。

2回戦 (vs reipiyoさん)

初日

私の買い目は以下の通りでした。

本命馬は期待回収率120以上の馬がいるレースを3つ選び、単勝とそれ以外の馬券でそれぞれ払戻が2万5千円程度になるように設定しました。
(実質2万円くらいを狙いたいのですが、1回戦では直前でオッズが下がるのを散々経験しているので、買い目決定時点では高めに設定しています)

片方の券種で当たれば2倍ちょっとの払い戻しがあり、両方の券種であたればさらに倍という、安定力と攻撃力のバランスが取れた買い方だと思っています。

 

先に事前公開レースを出したreipiyoさんは中京11Rで本命馬は11番サヴィ。

同じレースは避けようかとも考えましたが、それでサヴィが勝ったらダメージが半端ないので、むしろこちらも公開レースとしてぶつけることにしました。

馬連の買い目の差で勝利できるのが理想形ですね。

そして結果は…。

https://twitter.com/Rchannel11/status/1243805464975929344

中京11Rを含めてお互いにすべてのレースで不的中。

私の本命馬は、サヴィ3着、マイネルテナシャス3着、キタノユウキ2着だったので、見せ場はなくもなかったのですが、馬券が外れてしまえは大敗でも同価値。

また、これらのレースは自身の自動投票でも外しているので特に悔いはありません。

レース選択が誤っていたと考えることもできそうですが、基本的にその日の期待回収率上位馬を買っているので、他のレースを選ぶのは難しかったと思います。

 

ということで、払い戻し0のまま2日目を迎えることになりました。

これまでのコイコイリーグ~たけぴっぴさんとの対戦では、最終日には追うか追われるかの状況でしたので、同点で最終日の戦略というのは初めての経験です。

目標とすべき利益が定めにくいのでとりあえず前半2レースは初日と同じ作戦で臨み、それらの結果とreipiyoさんの公開レースの的中状況を確認しながら、3つ目のレースの買い目を決めようと思います。

2日目

2日目は次のような買い目を選びました。

左2つは前日に考えた戦略の通り、2券種でそれぞれ2万5千円の払い戻しを狙いました

そのうちまず真ん中の中山1Rで11番ジュールサイクルが2着で単勝が外れ、かつ馬連も相手抜け。

事前公開指定の阪神7Rはパフェムリが8着の凡走で論外の結果でした(丸乗りしていただいた方がいたらすみません)。

 

そして、その裏でR channelさんから「reipiyoさん的中(金額は非公開)」のツイートが

そこそこ荒れた中京5Rを的中したとのことで、私はこれを逆転する買い目を作らないといけなくなりました。

で、いくらを狙えば良いかということになりますが、reipiyoさんの2日間の公開レースの買い方から、馬連4,950円に1,000円を入れていると想定。

それにバッファを設け、7万円程度の馬券を狙うことにしました。

 

もともと中京12Rの本命馬には自信があり、最後のレースはここにすると決めていたので、あとは券種と相手を決めるのみ。

7万円の払い戻しを考え、狙いやすい馬単で勝負した結果が先ほどの買い目です。

 

そして、結果はグレートウォリアーが2着…。

10番が勝ったので馬連なら当たっていますが、上記の思考から考えてもそれは結果論でしかありません。

また、この日に行われた高松宮記念では、私の指数ではクリノガウディーとモズスーパーフレアが同じ値で1位というかなり熱い状況だったので、読者からはこちらを指定していれば…という声もいただきましたが、自信度は中京12Rの方が圧倒的に上だったのでその選択もあり得なかったと思います。

 

ということで、私はこの2日間ボウズなので負けは確定ですが、あとはreipiyoさんとの差がどれだけついたかです。

その結果は…。

https://twitter.com/Rchannel11/status/1244189214893195264

最終レースを馬連にしておけば勝ってましたね(^^;)

もちろんこれは結果論で、最後のレースまでにここまで追い込まれていた私の実力不足です。

事前にreipiyoさんの実力を確認していたので、それに対する恐怖もあったと思います。

1体1の予想対決の難しさを知ることができた一戦でした。

 

おわりに

普段レースの日は自動投票に任せっきりの私にとって、個別レースの買い目を手計算を交えながら考えるというのは久々の体験でしたし、儲けることが目的ではなく相手に勝つことが目的の競馬というのも新鮮なものでした。

頭の使っていない部分が刺激された気がして楽しかったですし、久々に1つ1つのレースに集中して向き合うことができたのも良い経験だったと思います。

もちろん2回戦で敗退したのは残念ですが、このような猛者だらけの大会に参加できてよかったです。

主催のR channelさん、対戦相手のたけぴっひさんとreipiyoさん、そしてたくさんの応援してくれた方々、どうもありがとうございました。

来週からは気楽な立場で観戦できるので、皆さんの戦いを楽しみにしたいと思います。

 

私自身は明日からはまた指数の改良に明け暮れたいと思いますが、目下やりたいこととしては、今回知った優秀な予想家たちの思考に触れ、それを自分の計算式に取り入れられないかと考えてみることですね。

自分のモットーは「予想に有効なものはすべて利用する」ですので、また一段と強力な指数になる気がしてなりません。

 

また、一人で自動投票をしていても面白みに欠けるので、機会があればこのような大会にも参加してみたいと思います。

いずれは主催者側に回ってみるのも楽しそうですね。
(企画するのも結構好きです)

何かご希望あればコメント下さい!

 

ではでは、2回戦負けの私の投稿をここまで読んでくれてありがとうございました。

 

 

2 件のコメント

  • こんにちは!
    アルチャ杯おつかれさまでした。
    予想だけじゃなくて、相手の様子をうかがいながら
    レースを決めたり、金額決めたりと想像している以上に
    大変なんだなあと記事を読んで感じました。
    麻雀のオーラス付近の点数や順位計算しながら
    役作りをするような…
    運要素も結構あるので見てる方は面白そうに感じますがw

    今後もいろんな企画に参加して進化するたいのすけさんを
    見たいので大変ですがぜひ挑戦してみてください!

    • びっくるさんコメントありがとうございます!
      参加してみなければわからない要素がたくさんあり、大変でしたけど楽しかったです。

      確かに麻雀のオーラスの心理戦に似ているところはありますね。
      点差とか気にしない人でも手が良ければ勝ててしまうという部分も同じかもしれません!笑

      今後も色々な企画に参加しつつ、いつかは仕掛ける側に回りたいと思っていますので、面白そうな企画があれば教えて下さい!

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    ABOUTこの記事をかいた人

    tainosuke

    競馬歴20年のたいのすけです。 逃げ馬の研究をきっかけにここ数年は「競馬で勝つ」ことを追求し、分析と実践を繰り返しています。 徐々に成績は向上してきていますが、目標とする「完全自動投票でお金が勝手に増えていく」という状態にはまだ達していません。 なるべく多くの情報を発信して、それを受け取った方々から反対に情報をいただく、というのが現在のスタイルです。 ぜひ情報交換していきましょう!