2018/10/28(日)は、G1天皇賞(秋)です。
今週も全馬の評価点を公表したいと思います。
2018年天皇賞(秋)の全馬評価点
さっそく天皇賞(秋)の全馬評価点を見てみましょう。
<各項目の説明>
馬王Zの予想タイム指数など各ソフトの指数値の評価。
テンの速さ、出遅れ率など位置取りに関する評価。
枠番、馬番などもここに含む。
着順、人気、上がりタイムなど、近走の内容に関する評価。
クラス変動、芝・ダート変更、距離増減、乗り替わりなど前走からの変化に対する評価。
体型、歩幅など馬体に関する内容についての評価。
馬体重もここに含む。
騎手、調教師、馬主など、人についての評価。
距離適性、馬場適性などそのレースへの適性に関する評価。
調教内容や仕上がり具合など調教についての評価。
輸送に関する評価もここに分類。
前走からの間隔や前回休養後出走回数など、レースへの臨戦過程についての評価。
キャリア(総出走回数)もここに分類。
種牡馬など血統に関する評価。
今回のレースでは評価点が抜けた馬はいませんでした。
トップはアルアインの4点で、これにレイデオロ、サングレーザー、ミッキーロケット、サクラアンプルールが3点で続きます。
プラス4点の馬も3点の馬も後で掲載する表を見ていただくと回収率にはほとんど差がありませんから、上に挙げた5頭はどれを狙っても期待回収率に大きな差はありません。
もともと着順を予想する上でも混戦模様の今回のレースですが、期待値という意味でも「これ」と推せる馬はいない結果となりました。
こういうレースでは私は遊び馬券以外は買いませんが、読者それぞれで自分なりの根拠があると思いますので、それに加味する形でご利用いただけたらと思います。
一方でマイナス評価の方ですが、人気馬ではスワーヴリチャードがマイナス1点、マカヒキがマイナス2点となっており、これらの馬は割り引いて良いでしょう。
もちろん先週のようにマイナス3点の馬が勝ってしまうこともありますが、長い目で見ればプラス点が高い馬を狙ってマイナスが大きい馬を買い目から外すのが得策だと思います。
評価点ごとの成績
では、さきほどの評価点がどれくらい使える数値なのかということですが、評価合計点ごとのシミュレーション結果は以下の通りとなっています。
(データ期間:2013年10月~2018年9月、現在の得点付けルールで評価を行った場合の成績を試算)
このように様々な項目でプラスが加算されて合計値が大きくなった馬は回収率が高く、逆にマイナス評価の項目が多い馬は回収率が低くなっています。
評価点の判断をする際にはこの表を参考にして下さい。
(ただし、あくまでもこの表は「現在の得点付けルールで過去のデータを集計した試算値」であることにはご注意下さい。)
次に「今年のG1上位馬と得点」についての参考表です。
赤がプラス2点以上、緑が-2点以下の評価点です。
評価点をブログで公開し始めたのはNHKマイルC以降となりますが、それ以前についても手元で計算していたものを掲載しております(グレーの部分)。
例えば「1、2着馬は、マイナス2点以下の馬よりもプラス2点以上の馬の方が多い」「3着馬については低得点の馬でも普通に食い込んできている」など、天皇賞(秋)の評価表を見る上での参考にして下さい。
以上ご参考にしていただければ幸いです。
◉サングレーザー
○レイデオロ
▲スワーヴリチャード
△アルアイン
✖︎ダンビュライト
✖︎キセキ
◉サングレーザー○レイデオロの的中素晴らしいですね。
予想のコメントをいただく際にはぜひ根拠もご記載いただけると嬉しいです。
ここの情報のおかげで、少額とはいえ、レイデオロを取れました~!ありがとうございます。
逆神と言われる下手な予想屋や不調の予想屋がこぞってスワーヴを推奨していて、ここでもマイナスだったので、スワーヴは消せました。
誰もケチをつけていない人気馬はレイデオロだけでした。
以上のように下手な予想屋を見つけ、その人が推奨した馬の評価を下げるという予想法も有力です。
おそらく下手な人はこのブログのような期待値で立ち回るという基本ができていないのでしょう。
レイデオロの的中、おめどうございます!
「長期的に回収率が60%以下しかない」というような予想家を見つけられれば有用かもしれないですね。
おっしゃる通り馬券収支をプラスにしていくためには期待値がプラスになる馬を狙うしかないと思いますが、
下手なファンのおかげで我々の狙い目ができるのでむしろ感謝しないといけませんね。笑