本日は宝塚記念。
2018年春のG1の最後の一戦です。
3週間ぶりとなりますが全馬の評価点を公開します。
宝塚記念の評価点は以下の通りになりました。
この評価点は私が各馬の「期待回収率」を計算する際に使用している約60項目についての得点を単純合計したものです。
数値が大きいほど高回収率が期待できる数字となっていますのでぜひご参考にして下さい。
性別から距離増減までの10項目は過去にこのブログの記事として紹介したものです。
詳しくは各カテゴリの記事をご覧ください
なお、合計点ごとの過去成績をシミュレーションした結果は以下の通りとなっています。
(計測対象期間:2013年5月~2018年4月)
評価点1位は8点のサトノダイヤモンドです。
キャリアで1点、枠番で2点プラスの他、その他の項目でもさらに5点を獲得しています。
個人的にはこのサトノダイヤモンドは2歳の頃から大好きな馬で、復調を強く願っていますし、このレースも応援しています。
ただ、2歳の頃から素質を発揮しクラシックでも活躍している馬って、当然私だけでなく多くの人がファンになりやすい存在だと思うんですよね。
実際にサトノダイヤモンドは昨年春の阪神大賞典で勝って以来は1レースも連対すらしていないのに、今回のファン投票も1位だったわけですし。
だからこういう馬は実力以上の票が集まりやすく、馬券的な妙味は薄いと考えています。
ただそんな私の考えをよそに、実際に定量評価を行ってみると今回のように回収率が高い項目にいくつも当てはまるわけですから悩ましいものです(^^;
もちろん上のような私の考え方も過去データで検証した上であれば採用するのですが、残念ながら「2歳の頃から素質を発揮しクラシックでも活躍した馬」では条件が漠然としていますし、何よりサンプル数が少なすぎまので、現時点では検証ができません。
よってサトノダイヤモンドは素直に高評価せざるを得ないというのが今回の結論です。
ただ、この記事を書いている時点ではサトノダイヤモンドは1番人気ですが、安田記念の時にも示したように1番人気の評価点別回収率は以下の通り悪化します。
ご覧の通り1番人気の8点馬の回収率は単勝も複勝も100%には届きませんが、勝率や複勝率を考えると切るのには勇気がいります。
よって、馬連や3連複のヒモに入れるなど、ご自身の予想と組み合わせてご活用いただければと思います。
以上、評価値1位のサトノダイヤモンドについて詳しく述べましたが、この他6点のストロングタイタン、4点のノーブルマーズ、ミッキーロケット、サトノクラウンあたりも有力です。
反対にマイナス8点のタツゴウゲキ、マイナス4点のサイモンラムセスあたりは厳しいでしょう。
ご参考にしていただければ幸いです。
なお、この記事では各項目の評価点を単純合計した数字を公表していますが、これに各項目の影響度合いを考慮したり、あるいは似たような項目は低く評価するなどの調整を加えると、より精度の高い指数を作ることができます(と、少なくとも私は考えています)。
例えば、性別と馬齢の影響はどちらが大きいのかを考慮したり、あるいは複数のソフトが高い評価を出しているからと言ってそれを全部足したら過剰評価になってしまうということを調整するわけです。
私はそうやって求めた数値を「期待回収率」としてお手頃価格でメルマガ配信していますので、良かったら下記リンク先を見てみて下さい。
宝塚記念ではこの記事とまったく違う馬が高評価となっており、オッズ次第ではその馬が本命になります。
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